通勤途中や就業中等、いつ災害に見舞われるか分かりません。日頃からの備えが非常に重要になります。

就業中の災害発生に備え、勤務先での避難経路や災害マニュアルは確認しておきましょう。また災害発生時に安否を伝える連絡先を控えておく事も大切です。

通勤中や帰宅中など、交通機関が使えなくなった場合の事もシミュレーションしておきましょう。 就業先から自宅までの帰宅ルートを複数考えておく事や、ルート上に設けられた帰宅困難者支援場所を確認しておく事もとても重要です。

災害警報が発せられるような大規模災害などが発生した場合、被災エリアでご就業中の皆様の安全確認を行います。 いざと言う時は、まずはご自身の安全確保を最優先に考え、慌てずに次のように行動してください。

• 出勤・退社途中の場合は、現場などの避難指示に従う
• 揺れを感じたら、窓ガラスや棚から離れ、柱や壁に身を寄せてカバン・クッションなどで頭を保護する
• 避難する際はエレベーターは使わず、必ず階段を利用すること
• 運転中に揺れを感じたら、スピードを徐々に緩めて道路左側に寄せて停車。キーをつけたままドアロックはせずに避難する

帰宅困難者になってしまったら

多数の人が集まってるエリアから一斉に動き出すと、二次災害に巻き込まれてしまう可能性や、緊急車両の通行の妨げなどにもつながります。 交通機関の状況や想定している帰宅ルートでの被害状況など、充分に情報を確認してから行動するようにしましょう。
ご家族や友人たちと安否連絡が取れた場合などは、帰宅を急がずに職場や避難場所で夜を過ごすのも安全策の一つです。